BOXの蓋の部分には折り返しをつけ、さらこれをマジックテープで固定できるので万が一中身が出てしまうこともありません。また、最終のロック部分にはプラスチック製のアタッチメントにナイロンバンドで施錠することで更なるセキュリティの向上をさせました。
梱包資材会社の協力のもと、お客様のご要望を取り入れながら試作品の改良を重ねてまいりまし
た。試行錯誤の末、リユースできる頑丈さ、リサイクルできる素材、お客様にとって使い
やすいBOX という3 点にこだわり、環境と利便性を追求した100回繰り返し利用できるオリジナル宅配BOX が完成いたしました。
エコ宅配BOXのプレスリリース詳細はこちら (PDF:204KB)
BOXの蓋の部分には折り返しをつけ、さらこれをマジックテープで固定できるので万が一中身が出てしまうこともありません。また、最終のロック部分にはプラスチック製のアタッチメントにナイロンバンドで施錠することで更なるセキュリティの向上をさせました。
繰り返し利用するという部分で一番気がかりなのは耐久性でした。何回使ってもつぶれないようする為に通常の段ボールではなく紙を何十にも重ねて出来ている板紙を採用し、紙の層も増やすことで強度をあげました。また、箱の四隅などにリベットを付けることにより箱全体の補強もしています。
通常段ボールは水に濡れたら変形しますし、我々とお客様で一往復の使用でもある程度の汚れはつきます。これの対策として、表面に燃やしても無害なポリエチレンをコーティングすることにより濡れにくい、汚れにくい加工がなされています。
お客様でも簡単に折りたみ、作成が出来るようにしました。またこれにより置き場スペースも節約でき、ご自宅でも箱が邪魔になることがありません。
従来の段ボール、エコ宅配BOX の1 箱当たりのCo2 排出量は、段ボール=654 グラム、オリジナル宅配BOX=581 グラムとし、エコ宅配BOX を月に4 回使用すると、12,000 箱分の段ボールを削減することが可能となります。[ 250 箱×4 回 月間×12 ヵ月 = 12,000 箱分 ]
資源ごみとして焼却時、年間7.2トンのCo2排出を資源を5年間で36.1 トン削減できます。
素材:古紙を利用した板紙
製作:2008 年5 月
強度が弱く、すぐ汚れてしまう。
セキュリティ弱い
素材:プラスチック製
製作:2008 年7 月
強度はあるが、バンドが二重で手間。また見た目が無機質。
素材:プラスチック製
製作:2008 年8 月
バンドが一本に。
キズがつきやすい。
業界では初めてコンシューマー向けのリユースBOX(通い箱)開発ということで、エコ宅配BOXが注目され、 テレビ東京 『ワールドビジネスサテライト』の画期的な商品やアイデアなどを紹介するコーナー トレンドたまごにてご紹介していただきました。