1000年間修正不要!パーペチュアルカレンダー

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1000年間修正不要!パーペチュアルカレンダー

人気ブランド「FRANCK MULLER(フランクミュラー)」の腕時計【パーペチュアルカレンダー】の人気の秘密や豆知識などブランディアならではの視点でご紹介させていただきます。

高度な技術で作られた「永久カレンダー」

 パーペチュアルカレンダーは時計の三大複雑機構の一つです。手動で日付を修正しなくとも、半永久的に暦どおりの日付を表示し続ける機能のことです。

 パーペチュアルカレンダーの話をする前に、時計のカレンダー機能について、基本的なことを整理しておきましょう。まず、時計のカレンダー表示の仕方は三種類あります。日付だけのもの、曜日と日付が表示されるもの、そして月と曜日と日付が表示されるものの三種類です。

 日付だけのものは「デイト表示」曜日と日付が表示されるものは「デイデイト表示」月と曜日と日付が表示されるものは「トリプルカレンダー」といいます。また、毎月手動で日付修正をする必要がない時計のカレンダーには二種類あります。一つは年次カレンダー、もう一つは永久カレンダーです。年次カレンダーは「アニュアルカレンダー」、永久カレンダーは「パーペチュアルカレンダー」とも呼ばれます。

 クォーツ式時計やデジタル時計に電子回路が組み込まれる現代では、時計の永久カレンダー機能はそれほど特別なものではありません。けれども機械式時計しか存在しなかった時代、大の月・小の月を時計内部の機械が判断し、閏年の調整までやってくれるパーペチュアルカレンダー機能は、非常に高度な技術を持った時計師にしか作れないものでした。

 パーペチュアルカレンダーは、17世紀の天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲによって最初に作られました。ブレゲの時代には携帯して持ち運ばれる時計といえば懐中時計でしたので、彼の作ったパーペチュアルカレンダーは懐中時計に搭載されました。

 そして、パーペチュアルカレンダーが腕時計に搭載されたのは1925年、PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)によるものが最初でした。機械式時計にパーペチュアルカレンダーを組み込む技術は並大抵のものではなく、そうした時計を作れるブランドは多くはありません。

使い勝手の良さを重視した「アニュアルカレンダー」

 複雑時計で有名なフランクミュラーは、パーペチュアルカレンダーを搭載したメンズ向けの機械式腕時計を幾つも作っています。1995年製の「ラウンド パーペチュアル カレンダー バーインデックス」のカレンダーは、複数の歯車とそれを制御する複雑な装置によって表示されるもので、2100年まで無修正で正しい日付を表示し続けることができます。さらにフランクミュラーは2006年、いっそう完全なパーペチュアルカレンダーを搭載した超複雑時計「エテルニタス」を発表しています。

 ユリウス歴では四年に一度、閏年を定めていますが、グレゴリオ暦ではさらに細かく「100で割り切れる年は閏年にしない、ただし400で割り切れる年は閏年にする」という規則が定められています。「エテルニタス」はこのグレゴリオ暦の規則に対応しているので、理論上は999年間、日付の表示を修正せずに使えるのです。

 しかし一方で、パーペチュアルカレンダーが搭載された機械式時計は、一度止まってしまうと手動での日付修正が困難です。

 とくに、パーペチュアルカレンダーが搭載された機械式時計は、そもそも桁違いに高価なものなので、コストパフォーマンスの悪さもまた大変なものです。

 「毎月のように手動で日付を修正するのは面倒くさい。しかし自分で簡単に日付の調整ができないというのも困る。」機械式時計を愛好する人たちの多くがこうした悩みを抱えていることでしょう。

 そして、この問題に解決策を提案する時計も開発されています。一例として挙げられるのは、IWCの「ポルトギーゼ」です。「ポルトギーゼ」のアニュアルカレンダーは、パーペチュアルカレンダーとは異なり、2月の日付調整だけは敢えて対応していません。

 そのため年に一度、時計の持ち主が手動で日付の修正をしなくてはなりません。けれども、この修正はリューズを使って簡単にできるように設計されているということです。「ポルトギーゼ」は、時計の持ち主の使い勝手が重視された、スマートな商品と言えるでしょう。

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