ファッショナブルなモデル「ヴァンガード」

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ファッショナブルなモデル「ヴァンガード」

人気ブランド「FRANCK MULLER(フランクミュラー)」の腕時計【ヴァンガード】の人気の秘密や豆知識などブランディアならではの視点でご紹介させていただきます。

フランクミュラーのヴァンガード3つの特徴

FRANCK MULLER(フランクミュラー)/腕時計/ヴァンガード
 フランクミュラーの腕時計の魅力は複雑時計にありますが、腕時計の見た目の美しさもまた、フランクミュラーが創業当初から追求してきたものの一つです。

 ヴァンガードは、機械式時計の技術の高さもさることながら、ファッション的なカッコよさもまた魅力のモデルです。トノウ型ケース、ラバーベルト、文字盤のインデックスなど実用性を兼ねた美しさの詰まった時計。それがヴァンガードシリーズなのです。

 そのヴァンガードの特徴は大きく分けて3つ挙げられます。1つ目は「トノーカーベックス」と呼ばれるケースのデザイン、2つ目はケースに収納された形のベルトのデザイン、3つ目は文字盤のデザインです。

 フランクミュラーの創業時から発表されていたトノーカーベックス型のケースは、フランクミュラーの多くの時計に採用されています。アールデコ様式をベースにデザインされたというこの形は、正面から見ても横から見ても曲線を描き、芸術的で優美なものです。

 ヴァンガードの場合、ケースとベルトをつなぐラグをなくした分、他のトノーカーベックス型ケースよりも丸みが強調され、いっそうトノウ(樽)らしい形状となっています。また、フランクミュラーの時計の多くにクロコダイルのベルトが用いられていますが、ヴァンガードのベルトにはクロコダイルにラバーコーティングが施されています。このためヴァンガードのベルトは汗や水濡れの影響を受けにくく、耐久性があり、よりカジュアルで実用的なものとなっています。

 そしてフランクミュラーの時計の多くは、文字盤に曲線的なアラビア数字が描かれています。けれどもメンズ向けのヴァンガードの場合は、同じアラビア数字でも、直線的でシャープなデザインの数字が立体的に刻まれています。いっぽうレディース向けのヴァンガードの文字盤には整った柔らかな曲線を描く数字が描かれ、可愛らしいイメージとなっています。こちらも文字盤から数字が浮き上がるように立体的に刻まれているので、視認性の良さがあり、妖精的な浮遊感がありファンシーな雰囲気に仕上がっています。

見た目ばかりじゃない、ヴァンガードの究極モデル

 ヴァンガードにはトノウ型ケースとラバーコーティングのベルト、文字盤デザインといった外見に大きな特徴があるほか、バラエティに富んだ商品が展開されています。文字盤に羅針盤のイメージをデザインしリューズにカバーが付けられた「ヴァンガード ヨッティング」や、ベゼルにダイヤモンドをあしらった豪華な「ヴァンガード ダイヤモンド」、シックでワイルドな「ヴァンガード カーボン」などなど。

 けれどもフランクミュラーの時計の魅力といえば、やはり複雑時計に尽きるでしょう。複雑機構が搭載されたヴァンガードには「ヴァンガード グラビティ」および「ヴァンガード トゥールビヨン」「ヴァンガード グラビティ ヨッティング」があります。

 ヴァンガードトゥールビヨンは、その名のとおり、時計の三大複雑機構の一つ、トゥールビヨン機構が搭載されています。トゥールビヨン機構は、機械式時計のゼンマイが重力の影響を受けて時計が狂うのを阻止するために考案された非常にデリケートで精密な機構です。

 ヴァンガードグラビティは、やはりトゥールビヨン機構が搭載されていますが、文字盤の半分を占める大きな窓からトゥールビヨン機構が見られるようになっています。重力の影響を打ち消すためのこの装置が、60秒で1回転という、きめ細やかな頻度で働き、より正確な時を刻むために動いている様子が観察できるのです。53.7×44mmという小さなケースの中で、これほど繊細な機械が正確に動いているのは、ある意味感動的でさえあります。こうした究極の複雑機構の機械の美しさがデザインに取り入れられ、動きが見られるところが、このモデルの大きな魅力と言えましょう。

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